5台目の愛車は名車EGシビック
GDIギャランに嫌気がさしていた頃、(社用車を支給して頂いていたのに贅沢な話ですが)同じく社用車のシビックに乗っていた同僚にギャランと交換してもらいました。
同僚も子供が大きくなってきたのでギャランのほうが良いとのことでした。
グレードはVtiで、SOHC4バルブVTECで130馬力、トルクは14.1Kgmでレッドゾーンは7200回転からとSOHCとしてはかなりの高回転型でしたが、VTECのおかげで低速トルクも充分ありました。
カムの切り替わりは確か4500回転でしたかね?高速カムに切り替わった後は甲高いホンダサウンドを伴ってレッドゾーンまで一気に吹け上がり、先代に比べて大幅にストロークが増した秀逸な足回りも相まってワインディングロードが非常に楽しいクルマでした。
サスペンションは当時のホンダのコダワリであった四輪ダブルウィッシュボーンで、実際に運転してみても接地変化の少なさが体感できる優れた足回りでした。
非常にサスペンションストロークが大きく感じられ、悪路でもバンプストップラバーに当たった感触の記憶がありません。
どんな路面状況でも安心して運転できる。そんなクルマでした。
ボディ剛性的には、シャシーの剛性は先代に比べて大幅アップが感じられるものの、全体では相変わらずのホンダらしさで「ペナペナ」って感じは若干残ってました。
鷹栖のテストコースが出来る前のクルマですので。
デザイン的には、この型のシビックを初めて見たときルーフがリアに向かって絞り込まれるようなフォルムが凄く新鮮に感じられ、クルマの周りをいろんな角度から見てみましたが、どこから見ても美しく、スポーティーに感じられたのを覚えています。
エンジン・サスペンション・スタイル全てがスポーティーで、大ヒットしたのも頷けます。
世界的に見ても、後のハッチバック車に与えた影響は大きかったのではないでしょうか。
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