本庄ケーソンは青物の穴場スポット?
長らくご無沙汰しております。
先月末から風邪をひいてしまいまして、思わぬ長患いとなってしまいました。
せっかくの青物シーズン本番に体調を崩してしまうとは痛恨の極みです。
とは言っても、今年の青物シーズン後半戦は、神戸、明石、淡路島のどこも絶不調のようです。
オフショアは好調に釣れているようなのですが、今年はどうも例年よりも沿岸部のベイトが少ないようで、なかなかショアからは釣れない状況です。
活きアジをエサにした飲ませ釣りではまずまずの釣果があがっている様子ですが、ルアー釣りではさっぱり釣れない状況が続いています。
ルアーでの反応が悪いという事は、イワシ類の接岸が少ないという事でしょうね。
去年よりもナブラの発生頻度が少なく感じられるのも、それが原因ではないでしょうか。
そこで僕は、どうせボウズの可能性が高いならば新規ポイントの開拓をしようと、明石と加古川の境目に位置する本庄ケーソン(神鋼ケーソン)に10月31日に偵察釣行してきました。
本庄ケーソンは、超有名な一級ポイントの播磨新島(本庄人工島)の赤灯台の対岸に位置する長大な防波堤で、カレイやタチウオの実績は聞こえてくるのですが、青物の釣果は殆ど聞かれません。
以前から「播磨新島のすぐ近くやから、青物も釣れるはずなんやけどなぁ…」と疑問に思っていましたので、百聞は一見に如かずと突撃してまいりました。
渡船のご案内です。
本庄ケーソンへは、へぐり渡船さんか、くさべ渡船さんで渡ります。
今回僕がお世話になったのは、へぐり渡船さん です。
へぐり渡船さんは、渡船場から少し離れたところに受付がありまして、そちらで渡船料を支払ってから乗船券を受け取ります。
渡船料は2,200円から2,500円となります。
詳しくは、へぐり渡船さんのホームページ をご覧ください。
まずは、こちらの受付で渡船料を支払って乗船手続きをします。
受付の場所はこちらです。
本庄人工島に渡る手前に細い路地がありますので、西に向かって橋を渡ってすぐを左折するとすぐに受付があります。
こちらで渡船料を支払ってください。
受付が終わったら、南に道なりに100m程進んでいただくと渡船場の入り口があります。
すぐに駐車スペースの入り口があります。
船が3艘並んでいますが、真ん中の船がへぐり渡船です。
船の正面に駐車してください。
ちなみに向かって左側が、くさべ渡船さん になります。
くさべ渡船さん の受付は船のすぐ横にあります。
初上陸の本庄ケーソンを徹底解説!
受付で「青物狙いやったら先端か、根元のタンク前やで~ 大物狙いやったら先端やなぁ」と聞きましたので、この日は先端に入ってみることにしました。
曲がり角から先端の白灯台を望んだところです。
ちなみに水深は西側も東側も浅く感じられました。
恐らく10メーターは無いかと思います。
対岸に播磨新島(本庄人工島)の赤灯台が見えます。
この位置関係から言って、ここも青物やタチウオの一級ポイントのはずなのですが…
最先端部から外側は青物の超一級ポイントのようです。
上陸した時には既に飲ませの釣り人が入っていましたので、ここには入れませんでしたが水深がかなりありそうですし、潮通しも抜群です。
潮のヨレも凄くて、見るからに青物が潜んでいそうな感じでした。
先端部は播磨新島(本庄人工島)の赤灯台先端に匹敵するか、それ以上のポイントでしょう。
実際にこの日もこんな凄いのや、
こんなのを爆釣されていました。
先端から曲がり角付近までは青物が狙えるそうですので狙ってみたのですが…
内側でも外側でも、ルアーでは全く釣れませんでした。
夜明け前のタチウオ狙いもアタリすら無く、周りのルアーマンもトータルでサゴシが2匹釣れていただけでした。
ああ…素直に播磨新島に行っとけばよかったかなぁ…
ちなみにもう一つの青物ポイントの「タンク前」は付け根の辺りになります。
型は小さいそうですが、ツバス、ハマチクラスの魚影が濃いそうです。
結局この日は丸ボウズでした。
途中でジグに強烈なアタリがあって、一瞬でぶち切られたのですが、あれは恐らくエイだったと思います。
うーん、やはりイワシの姿が無いとルアーで青物狙いは厳しいですねぇ…
去年のこの時期は、この界隈でもイワシが沸いてたんですが…
港に帰ってから、根元付近で餌釣りをされていた方に釣果を見せていただきました。
25センチはあろうかというアジや、
30センチオーバーのカレイなども釣られていて羨ましい限りです。
一度行っただけで断言はできませんが、この本庄ケーソン(神鋼ケーソン)は餌釣り向きのポイントのように感じられました。
投げ釣りではカレイやキスがかなり釣れるようですし、サビキで型のいいアジも結構釣れるようです。
ウマズラやガシラもかなり釣れると常連さんから教えていただきました。
仮に最先端部に入れればルアーで青物も爆釣しそうですが、最先端部以外は潮通しがいま一つと感じられます。
でも、最先端は飲ませの常連さんが速攻ダッシュで抑えてしまうので厳しそうです。
風邪を患っているうちに、ショアからの青物狙いは確率が低くなってきましたが、僕はまだまだ諦めません。
体調も回復してきましたので、残り少ない青物シーズンに勝負をかけます!
さて、次はどこに行こうかなぁ?
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