【新車試乗】 ホンダ 2017新型NBOX試乗 フルモデルチェンジでどう変わったのか?徹底検証いたします。

目次

新型NBOXの進化度を徹底解説!

フルモデルチェンジを受け2017年9月1日より発売となりました、新型NBOXを試乗してまいりました。
グレードは最上位の「N-BOX Custom G・L ターボ Honda SENSING」のFFモデルとなります。

車両本体価格は 1,895,400円ですので、軽自動車とは思えない程に高価ですねぇ…
運転支援機能の「Honda SENSING」や、サイドエアバッグなどフル装備とはいえ、この価格であればBセグメント車はもちろんですが、Cセグメントに属する インプレッサの1.6i-L EyeSight までもが買えてしまいます。
自然吸気の最も廉価なモデルでも約140万円となりますので、これならばBセグメントの普通車の廉価モデルを購入したほうがいいのではないかと、個人的には思います。

この新型NBOXも初期受注は絶好調のようですが、軽自動車と普通自動車では、埋めがたいほどの走行性能、運動性能の差がありますので、もはや軽自動車はお勧めできる乗り物では無くなりつつあります。

新型ワゴンRスティングレーの記事 でも述べさせていただきましたが、メーカーも国も、そろそろ軽自動車のあり方を真剣に再検討すべき時期なのではないでしょうか?
走行性能、運動性能、環境性能、安全性能等々、ミニマムトランスポーターとして最も効率的な排気量、サイズに、いまこそ規格改正すべき時です。

外観デザイン

評価:★★

基本的には、大ヒットした先代NBOXのイメージを踏襲したデザインです。

大ヒットモデルの後ですから、大幅なイメージ変更はリスキーですし、かといって全く同じデザインにもできません。
やはり、どこかで新型としての新鮮味を出さなくてはなりませんので、相当に苦悩、葛藤されたことでしょう。

NBOXのコンセプトとしては広大な車内空間の確保が絶対条件ですので、ボディサイドも地面に対して直角に近くせざるをえません。
どうしても凡庸なデザインになってしまうのは致し方ない事なのでしょうが、純粋にクルマのデザインとしてみると、あまり見どころのないものです。

では、先代NBOXは、なぜあれほどまでに大ヒットしたのか?
僕なりの見解ですが、軽自動車とは思えない程に立派に見えるフロントデザインが、大きな要因の一つであるように思います。
ヴェルファイアやアルファードなどにシンパシーを感じる客層が、駐車スペースや大柄なボディサイズ、価格面などで購入を躊躇してしまっている状況に、見事に受け皿としてハマったのではないでしょうか。

ヴェルファイアにもアルファードにも感じられる、威圧感、立派さ、ワルっぽさが、先代NBOXには見事に備わっていました。

対して、この新型NBOXは、デザイン面で先代が持っていた威圧感、立派さ、ワルっぽさが薄まっているように思います。
特にフロントマスクを見て「コレじゃない」と思われる方が結構いるような気がします。

僕は新型NBOXは、先代ほどの大ヒットモデルにならないのではないかと危惧を抱いています。
杞憂であればよいのですが…

ちなみに、上記の批評は「カスタム」シリーズに限ってのものです。
標準モデルのデザインは、良く見ないと違いが分からないほどに先代とそっくりですので、デザイン面で違和感を持たれることも無いでしょう。

先代と比べてフロントマスクの立派さ、威圧感が、少なからず後退しています。
ちょっぴり可愛らしさも感じられるデザインです。

フロント周りの立体感、ボリューム感も先代のほうが感じられました。

初期受注は絶好調らしいですが…
嫌な予感がします。
それだけ先代のデザインが、その筋の客層にとっては秀逸であったのでしょう。

リアビューは先代とあまり代り映えしません。
逆に言うと、こうするしかないのでしょう。
先代同様、軽自動車とは思えない程に立派に見えます。

斜め後ろから見ても立派な見栄えです。

サイドビューは先代よりもウエストラインが低く感じられ、スッキリとした印象です。
大した違いではありませんがね。

内装

評価:★★★★

先代も充分な質感の高さでしたが、新型は更に質感が向上しています。
もはや普通車と変わらないか、上回るほどのクオリティーの高さです。
もちろんインパネにソフトパッドなどは使われていませんが、シボの使い方や継ぎ目の部分のアールの取り方が巧みで、ぱっと見でソフト素材のような見栄えがします。

軽自動車のカテゴリーではトップクラスの質感と言えましょう。

最上級グレードという事もあって、ちょっとした高級感すら感じられる室内です。

ステアリングの質感、握り心地も上質です。
ステアリング径、スポークの太さも、このクルマのキャラクターにマッチした適正なものでしょう。

ディスプレイの視認性、空調周りの操作性も良好です。

助手席側インパネ上部の化粧パネルは、すこし下品じゃないでしょうか?
まるでス〇ベ椅子の様な見栄え(笑)で、僕には違和感が感じられました。
まあ、このてのクルマを好む客層は、こういったセンスがたまらないんでしょうね。

シフトレバー周りも軽自動車と思えない程に質感が高いです。

メーターは先代よりもシンプルになりましたが、質感は上々です。

居住性、ユーティリティー

評価:★★★★★

豊富な収納スペースや多彩なシートアレンジ、広大な室内空間により、実用性は満点です。
後席もフルサイズの1BOX並みに広々としていますし、垂直近くに立ったボディサイドのおかげで、横方向も小型車並みの余裕が感じられました。

室内にいる限り軽自動車を意識させられることは無いでしょう。
このユーティリティーの高さが、NBOXが強い支持を集める最大の要因だと思います。

ハーフレザーのシートは非常に掛け心地が良く、横方向もたっぷりとした余裕が感じられました。
シートの出来栄えも、軽自動車とは思えないほどクオリティの高いものです。
おそらく標準グレードのシートも基本設計は変わらないようですので、上質な掛け心地であろうと思われます。

どちらかというと柔らかめでしょうが、しっかりとしたコシが感じられて快適な掛け心地と感じられました。

リアシートをいちばん前方にスライドさせた状態でも、足元のスペースは広大です。

いちばん後ろにスライドさせると、信じられないほどの広大な空間となります。
「ここまで必要か?」とも思わされますが、リアシートへの乗り降りがかなり楽になるでしょうね。

右側がいちばん前にスライドさせた状態で、左側がいちばん後ろの状態です。
トランクスペースも広大です。
これならば、アウトドア用品などもたっぷりと積み込めますね。

走りの評価 (エンジンとミッション)

評価:★★★

先代の同様装備の「G特別仕様車ターボSSパッケージ」は、車重1000kgに対して、64ps/6000rpm
10.6kg・m/2600rpm
の出力を発生する「S07A」型ターボエンジンを搭載していました。

今回試乗した「G・EX ターボ Honda SENSING」では、車重960kgに対して、64ps/6000rpm
10.6kg・m/2600rpm
の出力を発生する「S07B」型ターボエンジンを搭載しています。

「あれ?エンジンの最高出力も発生回転数も全く同じじゃないか?」
「新開発エンジンのハズなのに…」

と思われる方もおられることでしょう。

今回のエンジンの刷新は出力アップが目的ではありません。
超ロングストローク設計により熱効率を上げて、実用域のピックアップと燃費向上を目的としたものです。
自然吸気エンジンへのVTEC採用も、ボアピッチが縮小したことによってバルブ径が小さくなっているために、中高回転域の流入混合気量を確保するのが主目的かと思います。

実際の加速フィーリングは、街中でのストップアンドゴーが多いシチュエーションでは、先代よりも明らかにピックアップと言いますか、アクセルの踏み込みに対しての反応が良くなっているのは体感できました。

ですが、フル加速時の絶対的な加速力は、
「先代と大差ないなぁ…」
というのが正直なところです。
1.3リッタークラスの加速には遠く及びません。
ハッキリ申し上げますと、遅い です。

ボディの軽量化がなされているとはいえ、同様装備のターボ車では、先代比40kgの軽量化にとどまりますゆえ、体感的な加速性能は「先代よりは多少は良くなったかな?」程度にとどまります。
過度な期待は禁物ですね。

エンジン音に関しては、若干のガサツさも感じられた先代よりも、ホンダらしい気持ちのいい快音となっていました。

フル加速も試していますので、ぜひ動画もご覧ください。

僕のYouTubeチャンネル も、閲覧&チャンネル登録して頂けましたら幸いです。

走りの評価 (足まわりとボディ)

評価:★★★

この背の高さですので致し方ないとは思いますが、リアサスにもう少しのしなやかさが欲しいと思いました。
剛性の確保と乗り心地を非常にうまいところでバランスさせているとは思いますが、リアサスに若干のトーションビームらしい揺すられ感が感じられます。

僕は先代NBOXは、標準系のターボモデルを2日ほど乗り回したことがあるのですが、今回試乗した新型NBOXカスタムよりもリアサスはしなやかだったように記憶しています。
ホイールサイズとタイヤのせいもあるかもしれませんが…

また、車重が170kgも軽い 新型ワゴンRスティングレー と同列に比較するのはフェアじゃないですが、あのトーションビームの悪癖を全く感じさせないしなやかな乗り心地と比較すると、一歩劣ると言わざるを得ません。

ボディ剛性に関しては、先代も非常に高いボディ剛性感が感じられましたので、今回の新型で劇的にボディ剛性がアップしたようには感じられません。
先代の時点で既に相当な完成度だったのでしょう。
先代も新型も非常にボディ剛性感は高いです。

回頭性に関しては、アジャイルハンドリングアシストの効果が高いのでしょう、この背の高さの割には非常に良好でした。
先代は若干ぐらつくような感じがありましたが、新型ではそのような挙動はほぼ感じられません。

この手のクルマとしては、ロードインフォメーションも充分に感じられるほうですし、ハンドリングも非常にリニアでした。
コーナーでも綺麗にライントレースできる、優れたハンドリングの持ち主です。

総合評価

評価:★★★

実用性の高さは魅力的ですし、軽ハイトワゴンとしては走行性能も高次元と言えます。

年間の自動車税の安さや、取り回しの良さといったメリットもありますが、ほぼ同価格で ルーミー カスタムG-T や、ソリオ バンディットのフルハイブリッド が買えてしまいます。

言うまでもなく、走行性能、動力性能は圧倒的にこれらのクルマのほうが高次元です。
リセールバリューまで含めて考えるとNBOXのほうがコストパフォーマンスは高いかもしれませんが、僕ならば迷わず上記2車のどちらかを購入します。

この新型NBOXは、価格も含めてトータルで考えると、とてもオススメできるクルマではありません。
先代はまだギリギリ軽自動車として許容できる価格でしたが、新型は高くなりすぎましたね。
ですが、新型も絶好調なセールスと聞き及びますので、僕の考えのほうがナンセンスなのでしょうか?

2018年1月25日追記:

当初、総合評価を星2つとさせていただいていましたが、軽自動車のスーパーハイトワゴンというカテゴリーの中では断トツの完成度と思いますので、星3つと改めさせていただきます。

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この記事を書いた人

釣り、クルマ、猫 が大好きなオッサンです。
皆様のお役に立つ情報をお届けしてまいります。
お気軽にコメントくださいね。

コメント

コメント一覧 (15件)

  • 新型N-BOXの試乗レポートありがとうございます。
    カスタムG・EXターボの価格は¥1,949,400円と、スイフトストロングハイブリッドSLと全く同じ価格なんですね…∑(゚Д゚)
    確かにフロントマスクは先代より大人しくなり、スッキリしすぎな感じがあります。リアに関しては、先代はフロントマスクとは裏腹に4ナンバーバンのような手抜きされたようなデザインだったので少しはマシになったような気がします。N-BOXはホンダの最量販車種ですが、逆に言うと他のホンダ車は余り売れていないという…ホンダは万人向けのクルマを作るのでは無く、ホンダしか作れないクセの強いクルマを増やして欲しいですね…。新型シビックには個人的には興味がありますので、近いうちに試乗してみたいと思います。

    • あ さん、こんにちは!

      今回のNBOXの価格は、安全装備が標準装備になっているとはいえ、ちょっと高価すぎると思います。
      ここまで価格上昇してしまうと、普通車の廉価グレードを買ったほうが維持費を含めてもお得だと思いますねぇ。
      今回のカスタム系のフロントマスクもおとなしく、可愛い感じになってしまって、ステップワゴンの二の舞になりはしないかと心配です。
      ホンダには頑張ってもらわないと、クルマ好きとしては困りますので(笑)

      新型シビックは是非試乗してみて下さい!
      けっこう凄いクルマでしたよ。

  • やまねこさん、こんにちは。
    ステップワゴンSPADAにハイブリッドが追加されましたが、魅力は感じませんね…。ノア/ヴォクシーのハイブリッドと比べて価格は高いし、デザインもイマイチだし…。セレナはe-POWERが追加されるらしいので、それらと比べると、ステップワゴンを選ぶ理由が見当たりません。
    新型シビックを試乗しに行くのにディーラーを回っているのですが、問い合わせが多いらしく、他の人が試乗したり、セールスマンが商談の為に乗って行ったりなど、中々試乗する機会に巡りあえません…。

    • 確かにステップワゴンのハイブリッドは、凝ったシステムを搭載してるせいもあってか価格が高いですよね。
      僕はマイチェン前のステップワゴンを試乗したことがあるのですが、リアサスがかなり残念な出来でした。
      記事にしようかとも思ったのですが、なんだか気乗りしなくて…
      個人的にはステップワゴンが売れていなかったのは、デザインのせいだけではないと思います。

      どうも最近のホンダ車は、価格が高いモデルが多いですよねぇ。
      昔のシティみたいなクルマも出してほしいところです。

      あ さん、いずれシビックを試乗されましたら、是非とも感想をお聞かせくださいね。

  • ステップワゴンのリアサスは2代目までがダブルウィッシュボーン、3代目以降はトーションビーム?になってしまいましたね…。
    先代までのアルファード/ヴェルファイアも総重量2t以上もする大型ミニバンまで採用するとか信じられない事をやっていました。それが不評だったのか、現行型よりダブルウィッシュボーンになりました。トーションビーム式は車種(メーカー?)によって当たり外れが大きいようですね…。

    • あ さん、こんにちは。
      やはり、トーションビームは重心の高いクルマには向かないと思います。
      まして1BOX車は開口部面積が大きすぎてボディ剛性の確保が難しいので、リアの横剛性、ロール剛性をトーションビーム自体に担わせざるをえません。
      そのためにリジッドサスのような乗り心地になってしまいます。
      最近は安全装備、豪華装備への要求が高まっていますので、コスト配分という観点からも、メーカーはボディとサスペンションにはコストを割けないんでしょうね。

  • N-BOXのターボ車に試乗せずにNAを購入した私ですが、納車前にNAとターボの乗り比べをしました。
    試乗車は、NA車が標準車G・EXホンダセンシング、ターボ車がカスタムG・Lホンダセンシングです。
    平坦な一般道ならNAとターボ、どちらでも良いと言うような感じです。CVT特有のラバーバンドフィールは、タントやスペーシアと比べて余り気になりませんでした。足回りに関してですが、乗り心地はNAの方が良いです。同じNAの標準車とカスタムとの足回りのセッティングは同じか不明ですが…。凸凹道で走ると明らかに違いが分かります。NAは上手く吸収してくれていますが、ターボは突き上げが大きかったです。ターボの方がロールは少ないですが、これはスタビライザーがNAが中空、ターボが中実の違いによるものです。
    通勤、一般道メインなら無理してターボを選ぶ必要はありません。長距離移動、高速走行メイン、レジャー使用が多いならターボ車を選んだ方が良いでしょう。乗り心地もNAとターボは異なりますので、出来ればNAとターボ両方とも試乗をオススメします。
    私はターボ車に試乗せずにNA車を購入しましたが、決して後悔していません。むしろ、納車が楽しみです。
    記事の写真をみて思ったのですが、やまねこさんが試乗したN-BOXは、本当にカスタムG・EXグレード(スーパースライドシート仕様)なのでしょうか?写真で見る限りはベンチシート仕様のカスタムG・Lグレードに見えますが…?

    • あ さん、ターボ車とノンターボ車の詳細な比較インプレッションありがとうございます。
      非常に参考になるレポートかと思います。
      僕は、N-BOXの自然吸気エンジン搭載車はいまだ試乗していないんですが、これならばNAでも充分そうですね。
      さすがVTECエンジンです。

      ご指摘の通り、グレードの表記が間違っていました…
      正しくは、カスタムG・Lグレードですね。
      記事のほうも修正しておきます。

      ご指摘いただいてありがとうございます。
      非常に助かります。
      また何かお気づきの点がございましたら、是非ともお教え願います。

  • やまねこさんも、是非NA車を試乗してみて下さい。
    N-BOXは間違いなく軽自動車ではトップクラスの完成度です。下手なコンパクトカーよりも凌駕している程です。価格さえ許せばオススメできるクルマです。

    • はい、近いうちに試乗してきます。
      いいブログネタにもなりそうです。

  • タントの試乗も併せてお願いします。
    N-BOXは専用設計の低重心プラットフォーム、タントはミラ系プラットフォームの流用、スペーシアはアルト系プラットフォームの流用なので、N-BOXの性能は他のスーパーハイトワゴンに比べて次元が違いすぎます。

  • やまねこさん

    こんにちは。

    本日新型N-BOX カスタムターボに試乗して見ました。本当はノンターボに乗りたかったのですがありませんでした。

    皆さまの評判どうり軽自動車とは思えない質感の高い車でした。特に良かったのは横の広さです。ここはスペーシアは狭いです。内装はとても高級感ありますね。

    ただとても静かなのですがロードノイズが気になります。

    アイドリングストップはとても静かでベルト駆動のスズキと遜色なかったです。

    燃費は試乗した平均14.5キロを指しておりました。まずまず良いのではないのでしょうか?

    今ハイトワゴンを購入するのであれば少々高価でも出来、リセールバリューの高いN-BOX しかないようですね。

    セールスさん同乗で試乗しました。話によるとN-BOX を検討する方はN-BOX 1択で
    他の車と比較することは少ないとの事でした。

    今度はノンターボに乗りたいと思います。

    • hayatanさん、こんにちは。

      新型N-BOX試乗されましたか!
      ちょっとビックリしてしまうほどの完成度ですよね。
      軽自動車の中で同列に比較検討に値するクルマが無いばかりか、
      下手な小型車(ヴィ〇ツとか、ア〇アとか、ノー〇などなど)も相手にならない上質感だと思います。
      室内幅も小型車に引けを取らないほどの余裕が感じられて、軽自動車とは思えません。
      絶対的な加速力では小型車に一歩譲りますが、頻繁にロングツーリングなどされないようであれば全く不足はありませんね。

      僕も当初は「値段が高いな~」と思っていたんですが、hayatanさんのおっしゃる通り、リセールバリューも含めて考えると、決して高い買い物ではないですよね。

      機会がありましたら、ぜひhayatanさんも自然吸気VTECエンジンを体感してみて下さい。
      またhayatanさんの感想をお聞かせいただけましたら幸いです。

  • はじめまして、nboxのレビューを見てるうちにこのサイトに辿り着きましたやっぱり軽自動車の中で良いとの評価なんですね、今仕事でフィットハイブリッドSパケを使っており次はnboxにしようかなと思っていたのですが、やまねこさんの評価や動画を見ると次も来年2月に発売されるフィット・ネスかヤリス・ハイブリッドGZに決めたいと思います。

    • フランさん、ご返信遅くなりまして申し訳ございません。

      今、記事を見返してみると、正直なところ若干辛辣だったかなと思います。
      現行N-BOXは、軽のスーパーハイトワゴンのカテゴリーの中では断トツの完成度だと思いますので。

      ですが、やはり先代フィットハイブリッドと比べると、乗り心地ではN-BOXに若干のアドバンテージはあるものの、操安性、燃費は圧倒的にフィットハイブリッドが上だと思います。
      (僕も、今は仕事用で先代フィットのハイブリッドに乗ってますので)
      これが新型フィットとなると、乗り心地面でも横並びになったと思います。

      ですが、先日試乗したN-WGNは、新型フィットや新型ヤリスよりもさらに上を行く出来となっていました。
      もちろん動力性能的には及びませんが、日本国内で乗る分には必要十分以上ですし、なにより、驚異のハンドリングと乗り心地には心底驚かされました。
      もはや、Cセグメント車をも脅かすほどの出来栄えではないかと思います。

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